自然素材でつくる家 家づくり工房

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家を支える骨組み

埼玉県秩父の木材

埼玉県の木材の主な生産地は、埼玉県西部に位置する秩父から飯能にかけての山地です。埼玉県は全国的に見て森林面積の多い方ではありませんが、それでも県土の1/3は森林となっています。
この地域の主な樹種は、杉、桧、サワラです。家づくり工房の家を支える構造材は、この産地の中でも、強度が高い秩父よりの山で伐採された杉と桧を使っています。

武甲山を背景にした製材工場
伐採された木材は秩父市にあるJAS認定工場で製材、乾燥されます。一本ずつ含水率と強度を測定し、その値を木材に直接印字します。その中から、家づくり工房の採用基準である含水率20%以下でヤング率E70以上の材を選定し、家づくり工房の名前を印字して、グループ会社のプレカット工場へ運搬されます。
また、間柱や根太、垂木などの下地材も同じ工場から出荷されます。埼玉県の材として認証された材料には、埼玉県マスコットのコバトンのシールが貼られています。
秩父の製材所で製材機にのせられた丸太です。
製材の様子です。製材機はコンピュータでコントロールされています。帯ノコが2台向かい合っています。
木材乾燥機です。中高温乾燥機、高周波式乾燥機など目的に合わせて使えるようになっています。
バイオマス乾燥の為の燃料供給装置
この工場では、木材の皮を粉砕したバイオマスを燃料としています。
(バイオマスとは木材などの生物由来の資源です。バイオマスを燃すことはCO2の総排出量に換算されません。)
グループ会社のプレカット工場入口です。ここには自然素材体験工房もあります。
県産木材を使った住宅の構造です。
コバトンのシールが付いています。
上棟してすぐ行われた見学会です。
構造の丈夫さを確認して貰いました。
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宮城栗駒の木材

宮城県栗駒の燻煙(くんえん)木材です。燻煙とは煙でいぶして乾燥することで、虫の付きにくい木材になります。いろりのある昔の農家で、上部の梁に虫が付かないといわれているのと一緒です。燻煙乾燥した木材は僅かに煙の臭いがします。この臭いと煙の成分で虫の付きにくい材料になります。ご希望の方には構造材として栗駒産の燻煙木材を使用しています。
木材を燻煙乾燥させたときに木酢液(もくさくえき)が木材から出てきます。木酢液とは煙の臭いと酢の臭いが混ざったような独特の香りがある褐色の液体で、園芸用の虫除け材としても広く知られています。家づくり工房では、主に外壁の下地材(ラス下)として栗駒産の杉材を木酢液に浸けて使用します。これにより腐れも抑制できます。自然の力を利用した身体に優しい防虫処理です。
エンジンのチェーンソーを巧みに扱い、
木を思う方向へ倒します。
伐採された木が倒れていく様子
長いものでは30m位あります。
山の中から切った木材を道路まで引いてくると同時に車にのせて運びます。
山の中の道路は舗装されたきれいな道路ではありません。
片面のみに帯ノコが付いています。
一回ごとに職人が確認しながらの製材です。
栗駒の燻煙木材を使用した現場です。
時間をかけて比較的低い温度で乾燥するので、木の本来の色を損ねません。
柱を燻煙乾燥したときに出る木酢液(もくさくえき)に浸けたラス下地材(外壁下地)です。
木酢液に浸けると燻煙と同じように虫が付きにくくなり、腐りも抑制できます。自然の力を利用した身体に優しい防虫処理です。
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信州のカラマツ、アカマツ

構造材は土台と柱と桁・梁に大きく分類されます。桁、梁は横にして使われる空間を支える為の材料でまとめて横架材とも言います。桁は切り妻屋根の棟と同じ方向に使われる材で、梁とは屋根が三角に見える方向に使われる材ですが、最近では大きいものを梁と呼び小さいものを桁というようです。横架材には杉や桧も使われますが、松系の材料は粘りがあり横からの力に強いので梁として昔から使われてきました。松は全国的に分布していますが、比較的寒く土地のやせたところに多く分布しています。特にカラマツはその傾向が強く厳しい寒さと水分の少ない土地で育ちます。信州では蕎麦が有名ですが、やせた土地に適するところが、蕎麦と松の共通点であることに由縁しています。
昔は松梁が普通に使われていましたが、今では輸入材の米松(ダグラスファー)と呼ばれる材料がほとんどになっています。しかし、杉と同様に戦後に植えたカラマツが家に使うのに適した大きさまで育ってきました。家づくり工房ではこの材を積極的に採用すると共に、昔のように丸太で使用することにも取り組んでいきます。
安曇野の原木市場 遙か北穂高が見えます。
カラマツの原木 かなり大きなものがあります。
アカマツの丸太と梁が乾燥されたところです。
アカマツの化粧梁です。写真は八角仕上げの丸太です。
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ニュージーランドのウール

日本で一番使われている断熱材はグラスウールです。湿気に弱いのでビニールの袋に入った状態で使います。湿気てしまうとカビの温床になることもあります。古い家を解体すると経年変化で下がったり、厚みが確保できなくなって断熱性能に影響を及ぼしている例が散見されます。



家づくり工房で使っているのは、バージンウール70%、リサイクルポリエステル30%の断熱材です。壁の中に使うにはもったいないような肌触りの良い断熱材です。岩塩を生成する時に出る安全なほう酸で防虫加工も施されています。ウールのセーターを洗濯すると乾きが早いように、水に濡れても元の厚みに戻ります。まるでセーターを着た家です。吸放湿性が高く、湿気を帯びやすい壁内の乾燥に役立ちます。
吸った湿気は、透湿シートを通して壁外の通気層から逃がします。見えない部分だからこそ高性能素材を使用しています。また燃えにくいのも特徴の一つ。飛行機の内装部材としてもウールが採用されています。
リサイクルポリエステルを入れる理由 ニュージーランドから輸送する際、なるべく小さくしようとするときつく巻くことになりますが、広げたときにウールだけでは復元力が弱いのでポリエステルを入れます。ポリエステルを入れることで断熱材の命である厚みを確保し易くしています。
価格は上がりますがバージンウール100%もあります。
小屋裏まできっちりと入れます。
工事の現場に搬入されたときのウールの断熱材の荷姿です。1パックに9.135m²の断熱材が入っています。
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